『SaGa 35th Anniversary サガ オーケストラコンサート2025』東京公演 昼の部雑感


去る6月2日、『SaGa 35th Anniversary サガ オーケストラコンサート2025』東京公演 昼の部を聴きに行きました。

システムデータなんか必要ない!
ある!!!!!!!!
……久しぶりに雑感、やらせていただきます。が、当方の記録はあくまでもざっくりメモです。楽曲やトークにまつわる色々については、電撃オンラインさんやファミ通さんなどの各メディアさんが詳細に紹介されると思いますのでそちらご参照くださいね。いつものように大阪公演で期間限定オンライン配信もあるんじゃないかな~と期待しております。

▼NHKホールまでのぼうけんのしょ


当初の予定では雨天も心配されていたはずなのに、昼間は晴天に恵まれました。そりゃそうよ。渋谷はNHKホールに\\サガを知るものたちよ、今こそここに来たれ!!//なわけですし、サガシリーズの創造神たる河津さん、音楽神イトケンさん始め、サガにまつわる神々がゲスト降臨されるわけですし。神々の恩寵発動もやむなしですわ。
原宿駅からNHKホールに向かいましたが、NHKホールは見えるのに手前の代々木公園でベトナムフェアが絶賛開催されていまして。NHKホール見えるのに近づけなくてマガジンマーク「!?」が止まらなかったです。ナビは通り抜けずに迂回しろと言うし、迂回してみたらしてみたでどんどん目的地から遠ざかる方向音痴センスを発揮してしまうしで、結果、徒歩12分の道のり、夏日を記録した南中高度の時間帯、抜群の方向音痴センスの合わせ技で1時間かけてNHKホールに辿り着きましたとさ。シンボル見えるのに近づけないルドン高原の宝箱を追体験する貴重なイベントとなりました。

▼グッズ列


ようやく到着したNHKホール。予定では11時半に着くはずだったんですが、前述の通り迷いに迷って12時40分頃着いた話は止すんだ! サガを知るものたちが連なっていて大変こうふんしました……!
入場列・CD販売列・グッズ販売列と別れていまして。パンフレット購入したかったのでグッズ列最後尾へ並びました。グッズ列は、ちょうど建物の日陰に位置していたので快適でした。迷子と暑さによる体力も回復も捗りましたし、列の動きも大変スムーズでした。並んでから5~10分ほどで購入できたと思います。13時には列離れて近くで休憩していたので。12時55分頃には購入完了していたと思われます。その時点で、オルゴールは全品売り切れでした。現品拝んだことないのですけれど、知ってる。世界一格好良い下水道を奏でてくれるオルゴールが世界の宝だということを。俺は詳しくないけど知っているんだ。

▼ホールへ


13時に会場、14時開演とのことなので13時20分頃に入場列へ並びました。こちらは日当たり良好でした。さんきゅー、日傘! 大阪公演にお出かけになる方も日傘や飲み物など暑さ対策を忘れずに参戦なさってくださいね。気候の暑さもありますが、サガを知るものたちの熱気であふれていたと思う。
嬉しくなったのは、客層がマジで幅広かったことです。文字通り老若男女が集結していた。おじいちゃん・パパ・孫娘らしい一行を見かけ、\リアルナイツ家だ!/と胸が熱くなった。35周年だもんな。『魔界塔士サ・ガ』と同じ年に産声をあげた赤子がクヴェル発掘に家を飛び出し、愛する者と結ばれて家庭を築き子を育むのと同じ歳月ですよね。すごい。

ホールの入り口通ってすぐのところで「サガ」シリーズ総合ディレクター河津秋敏さんが入場する観客へ歓迎の挨拶をしてくださっていて、嬉しかったな。お元気そうなお姿にもニコニコの笑顔にもエールをいただきました。創造神河津さんの参拝列ができていたのも面白かったです。声をかけたりお辞儀をして通る瞬間のサガファンのみんなたち、神対応に目をきらきらさせていて少年少女だったし、挨拶の声も上擦り「はわわ……」しているのとても良かった。現地でしか得られない高栄養なお味ですよ。

ウエルカムボードやサガシリーズのうつくしい複製原画、エドウィンコラボの実物が展示されていました。 写真撮影下手くそ選手権で好成績を収めておりますので、ウチの写真はないです。公式サイトさんから引用失礼しますね。

▼コンサート雑感


私の席は、2階席の後ろから2番目の角席でした。すみっコぐらし楽しい!
後ろ席の良いところは、全体がよく見えること。後ろ席の悪いところは、全体がよく見えすぎて目が足りねえこと! ニンゲン、なんで目が一対しかないんですか? もっとくれよ!!!!!!!!

昼の部セットリスト

6月1日(日)NHKホール / 6月21日(土)NHK大阪

・進化する戦い~おいしくいただきます!
戦闘(魔界塔士サ・ガ)~必殺の一撃(サ・ガ2 秘宝伝説)~戦!(時空の覇者 サ・ガ3[完結編])~Eat the meat(「サガ」シリーズ)

・迷いの森 ~ 下水道(ロマンシング サガ) メドレー

・七英雄バトル(ロマンシング サガ2)

アビスゲート ~ 四魔貴族バトル1 ~ 四魔貴族バトル2(ロマンシング サガ3) メドレー

・戦闘領域 -バトルメドレー
Battle #3 ~ Battle #4(サガ フロンティア)

・戦いの日々 -ノーマルバトルメドレー
Feldschlacht Ⅰ ~ Feldschlacht Ⅱ ~ Feldschlacht Ⅲ ~ Feldschlacht Ⅳ(サガ フロンティア2)

・熱情の律動(ロマンシング サガ -ミンストレルソング-)

・胸に刻んで(サガ スカーレット グレイス)

・繭姫(ロマンシング サガ リ・ユニバース)

SaGa 35th Anniversary サガ オーケストラコンサート2025

公式サイトに掲載されているセットリストの引用失礼します。
全曲リストやアンコールについては、きみ自身が体験してくれ!(ファミ通節)
大阪公演のオンラインチケット配信、ありますよね。ね?????????

どの曲もどの演奏もどのアレンジも本当に素敵で、素晴らしくて、開幕早々俺は外で泣く状態だったんですが、もうね、本当に良かった。

2016年のアレンジも良かったけど、今回の2025年版オーケストラも世界の宝として発売してくれませんか? ここに助けを待つ命があるんです!

指揮者の永峰大輔さんのマエストロぶりが素晴らしかったし、演奏されるパシフィックフィルハーモニア東京の演奏もとてつもなく格好良くて素敵でした。
迷いの森からなにゆえ世界一格好良い俺たちの下水道に繋がるのか。一生面白すぎる謎ですが、壮大で叙情的でメロディアスですげー面白熱いメドレーでした。確かリクエスト募ってそういう選曲になったんでしたっけ。それでこそ俺たちのサガだぜ。

イトケンバトル曲、コンサートに行くたび、「ニンゲンが演奏できる楽曲なのか?」という感想を抱かずにはいられないんですが。最終試練を乗り越えた伝説のひとたちでした。救われちゃいましたよ、世界。金管も弦楽器も打楽器もすべての楽器パートの方々、消費カロリー激しく壮絶だったんじゃないかな。アンコールの皆大好き例のバトル曲メドレー、本当に本当にお疲れ様でした!

浜渦さん曲もオーケストラ、ほんっと映えますねえ。『Feldschlacht』のメドレー、耳が幸せでした。ここに住みたい。そう思った。(??)

恥ずかしながら自分は全部のサガシリーズを網羅しているわけではないのですけれど、子ども時代からゲームはスクウェアのロマサガ育ち、イトケンさんサウンドを聴いてすくすく大きくなり、卒論も就活も原稿も乗り越えてきたので、名曲の数々が、人生の思い出に残るあの場面やあの曲がこうしてフルオーケストラで演奏されるのってとても幸せなことだなとしみじみしています。

▼リアル伝承法


お隣が小学生男児さんと女児さん、パパとママのご一行でめっちゃ楽しかった。学年は3年生くらいのお兄ちゃんかな~。静かに座っていられるか、お喋りしないか、トイレは大丈夫か等、ママがすっごくハラハラなさっていたようですが、安心してください。
前半でガン寝した男児くん目覚めの挨拶が「知らない曲だけどなんか気持ちよかった😆」で最高に良かった。当方は男児くんの感想も演奏中のリアクションもたまらなく面白素晴らしくて、一つ一つに右方腕組頷きおじさんにされてしまっていたのでママは安心してください。
パパとママがサガシリーズのファンなのかな。どうやら男児くんは、リベサガからサガシリーズをご存じになったようなのですが、ロマサガ2/リベサガのターンでは身を乗り出すように聴いていたし、他のシリーズの曲も気持ちよさそうに体揺らしてリズム取ってるの見えたので微笑ましかったな〜! サガがどんどん次の世代にも継承されていくんですね。リアル伝承法目の当たりにできてニッコリです。
パパとママが目を潤ませてたのも良かった。握手交わしたかったよ。心の中で握手と抱擁は交わしておきました。心の中で。

ママ「男児くんが1番好きなの誰だっけ?」
お兄ちゃん「やっぱクジンシーかな!」
妹ちゃん「……クジンシー、キライ」
お兄ちゃん「それよりさあ、七英雄の名前がさあ、ワグナス……、やっぱスービエかな。ねえ、スービエって反対から読んでみてよ!」


リアル小学生の口から飛び出す七英雄、良き。栄養価高ぇ! たまらん。妹ちゃんに嫌われているのも「それよりさあ」と秒速で遮られるクジンシーも可哀想可愛くて思い出すだけで一生面白い。
リベサガが本当に好きな子たちのようで、妹ちゃんもお兄ちゃんもリベの曲のターンが来ると気持ちよさそうに身体揺れ動かしてたよ~。
『熱情の律動』をこの場でご存じになったようですが、小さくヘドバンしている小学生たち、実に良かった。

▼歌姫たちの圧倒的ラスボス感


・『熱情の律動』
皆大好き! 岸川恭子さんの生「ヘェーラロロォールノォーノナーァオオォー」は健康に良い。実に良い。頭痛肩こりめまい、そのうちがん細胞にも効くようになる。
あんなにも小柄な岸川さんから防御無視の声量が出るの信じられないし、あんなにドデカ迫力ボイスで歌われるの凄いよね。神。
退出されるときの動きもちょこまかしていて、相変わらずキュートでした。キュンキュンした。

・『胸に刻んで』
野々村彩乃さんもあんなにもほっそりしたボディからあんなにも響き渡る澄んだ声で会場を覆い尽くすの凄いよねえ。これがプロの御業……! 人間を超越したその力…何か、あるな? いや、女神降臨ですわ。Q.E.D.
サガスカクリアしたときにこちらの曲流れたときもそのあたたかな歌声に涙したのですけれど、生で拝聴できて泣いてしまいました。神の恩寵、ここにあった。
野々村さん、コンサート内でも「この曲を長く歌っていきたい」と仰っていて、俺は外で泣く。いつまでもお健やかにうつくしいその歌声で世界をテンプテーションしていただきたいです。

・『繭姫』
は、恥ずかしながら初めて聞きました。すみません。ロマサガRSは時々ログインする程度の民でして……。この手で守るべきものが増えるとな、ソシャゲと暮らせなくなるんだよ。話がずれてしまった。
岩男潤子さんもあんなにも小柄で華奢なおかたなのにあの会場を包み込む迫力の声で歌われるので凄かった。あの瞬間、NHKホールはやわらかな繭に包まれたよ。ライトユーザーにはゲーム内で聴きに行くの厳しそうなのでサントラでいつでも何度でも聴きたいです。


▼ざっくり雑感


子どもの頃、格好良くて何度も聴き返した曲を、大人になってから叙情たっぷりに荘厳で重厚なオーケストラで味わえる幸せ…。ゲーム音源、ロックバンドやフルオーケストラ、どの楽器に乗せても色褪せずに聴けるサガ楽曲、改めてサガ音楽のとてつもないパワーを噛みしめています。パリィじゃ受け流せない……!

MCのノブオさん、河津さん、イトケンさん、市川Pさんの朗らかな心温まるトークも楽しかったです。現代を生きるレジェンドたちの一言一言に顔を輝かせる観客のみんなたち、少年少女のように瞳がきらきらしていましたもん。サガを愛するひとたちが集うサガオケリージョン、最高でした!
アンコールの最後の曲がね、皆大好きサガの国歌なの本当に良かった。あたたかいメロディがずっと大好きなので嬉しい。泣いてしまう。オケコンは終わるのに、サガはこれからも続くというメッセージを感じて胸も目頭も喉も熱くなりました。

サビなので何度でも言いますが、音源として、世界の宝として、システムデータとして何卒! 何卒サガオケ2025もCD発売を心の底からお待ちしております!!!!!!!!

子どもの頃から楽しく遊んでいたサガの世界を創り続けてきた河津さんもイトケンさんも今もなおエネルギッシュに活動なさっているのが嬉しいですし、子ども時代にサガを愛して育った市川Pがレジェンドたちと共にサガ創りに携わっているのも誇らしいですよねえ。お三方が「これから」について明るいお声で話してくれたのもたまらなく嬉しかったです。こんなに幸せなことある? ある!!!!!!!!
(※明確な次回作品についてではないです。これからも精力的にサガを続けてくださるというのがね、嬉しくてたまらないのです)
サガの創造神の方々におかれましては、いつまでもお健やかに楽しくサガ創りなさってほしい。いつもありがとう。長生きしてくれ頼む。

今回は翌日に休みが取れないかもしれない可能性があり、昼公演のみの参加となりましたが、叶うことならば昼夜通しで観戦したかった~!! 夜公演の楽曲も生で体感したかったよ~! 次回はぜひ通しで参加したいので、長生きしなくては。

これからもサガが未来永劫楽しく展開されていきますように!
そういうの、続くといいよねギュス様。ず~っと続くといいよね。

音楽はいいね

音楽は心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ。

本日は『8bit Prince Symphony Concert -For Game Music Lovers-』コンサートに出かけてきました。
新聞の折り込み広告で開催を知り、調べてみたらまだチケット買えるじゃん!!と鼻息荒く滑り込みでチケット購入に走りました。
……今月開かれる聖剣伝説コンサートに参戦できない八つ当たりも少々あります。
知っている楽曲がFF7・9しかないぞ、ということで慌ててグランブルーファンタジーの音楽について調べ始めたのでした。どうも。前日に調べ始めるわたしです。(…)
配信当時に植松さんと成田勤さんが作曲に参戦されていて話題になっていたのはこのグラブルだったのですね~。Twitterでぐるぐる回りながら呟いていたらいろいろ教えて頂けまして(ありがとうございます!)、格好良かったりメロディアスだったりエモかったりで最高によい楽曲ばかりじゃないですか~!! 植松さん節に成田さん節が全開の楽曲があるようでサントラ通して聴きたい欲がとても高まっています。

……話がずれた。そんなわけでちょっとだけ予習してコンサートに行ってきました。
3階席の後ろだったんですが、ステージ全体も演奏者さん達の動きもよく見えてとても楽しい席でした。
……く、空席が目立っているように見えたのは内緒の話だ。あまり知られていないからなのか、会場の仕様なのか、聖剣伝説やKHなどのコンサートと重なる時期だからなのか気になるところです。アンケートにも「宣伝頑張ってくれ~! たのむ~!」と書いてみたので次回に勝手に期待です。
開場前には植松伸夫さんと下村陽子さんのゆる~いトークもありました。SNSにはきっとみんなが察して書いてくれないだろうから(植松さん談)というギリギリな話をされていたんですが、大丈夫かな。でも、ファミ通さんとか電撃さんあたりがやっぱりコンサートの記事に入れちゃうんじゃないかな……。ええと、ええと、泡の出るガソリンを飲んで下村さんは今月は各地のコンサートに飛び回っているそうです。

東京交響楽団の生演奏、最高でした。
FF15の心地よい「NOCTIS」かーらの、トレーラーでおなじみ「Vailed in Black」で一気に引き込まれ、初めて聴く『ショベルナイト』のメドレーも疾走感が素晴らしいし、アレンジが作曲の岩垂さんという超豪華『逆転検事2』メドレーは華麗な美技過ぎるしで息つく暇もない演奏でしたー。
ゼノブレイドもグラブルもサントラを通して聴いてみたくなる魔法にかかりましたとも~。サントラ買おう。下村さんと植松さんが作った曲を成田さんがアレンジだなんて豪華すぎる料理ですよ……。
グラブルのメインテーマ、ハープとフルートの掛け合いがさ~。反則でしょ……。ずるすぎる~。

後半のFFピアノコンツェルトにも酔いしれました。ショパンこと中山さんのピアノ演奏とオーケストラのハーモニーが心地よかったです。
「更に闘うものたち」がフルオケで聴けた喜び。俺は外で泣く。
また、FF7のメインテーマがどうしても聴きたくて行くことを決めたこともあり、本当に素晴らしかった。
閉じられたミッドガルを出て、初めて目にした世界の大きさに胸を震わせたあの感動が全部詰まってました。ありがとう、ありがとう……。

そうそう。トークで植松さんが成田さんのことを「よい曲ガンガン作ってはグラブルにそのお金を全部つぎ込んでいる」「まるでハムスターのように自分で回し車を……」「気の毒な天才」(大意)と仰っていて、グラブルについて謎が一層深まったことを報告しておきますね……。近くの席のお兄さんやお姉さんたちが「成田さんは廃プレイヤーだから……」と頭を抱えている様子がよく見えました。
サントラ買います。ガンガンよい曲作ってグラブルにガンガンつぎ込んでガンガンよい曲をつくってください。
……ここまで言っておきながら、わたし、グラブル遊んでないぞ。おかしいな。いや、遊びたいけど時間を溶かすのが得意な自分には危険が危ない予感しかしない。
メインストーリーだけでものんびり遊べるものかなあ。それはそれとして、サントラ買います。(3回目)
今月はまだ半月も経過していないのに娯楽費を加速気味で使っているので家計簿と相談します。

いやあ、フルオーケストラはいいものですね。それぞれの楽器のソロパートもぐっときますけど、全楽器が全力で攻めて引き合い合戦をするときの迫力もたまらなくよかったです。
ついついゲーム音楽ばかり聴きに行っていますが、会場のポスターで見かけた学校の定期演奏やクラシックコンサートなども聴きに行ってみたいです。
よい音楽、素晴らしい演奏に思いっきり浸れて、じっくり聴いてみたいと思える楽曲とも新しく出会えた素敵なコンサートでした。

古代オリエント美術の愉しみと博物蒐集家の応接間

古代オリエント博物館『古代オリエント美術の愉しみ』とナチュラルヒストリエ『博物蒐集家の応接間 避暑地の休暇 petit musee』に行ってきました。
碧葉さんと夏のお出かけ第2弾です。いつもありがとうございます。

鹿や山羊の角で作られた杯「リュトン」の形や精緻な装飾の美しさにため息が止まりませんでした。
大陸の人々が黄金の杯で\ワーハッハッハ!/している頃、ニッポンはまだ縄文時代で石器を振り回していたという一方その頃の歴史にも触れることができて面白かったです。
展示ではかの英雄王もちらほら登場されていまして、愉悦部です本当にありがとうございます。
他にも興味深かったのはイラン圏では「猛禽は善き神の化身にして、栄光と至福の象徴」とされていること。『アルスラーン戦記』で鷹のアズライールがここぞという時に颯爽と登場するのはこのあたりが関係しているのかな、と。
また、今まで鹿というと奈良の鹿煎餅で戯れることができるあの鹿さんのイメージしかなかったのですが、西でも東でも鹿が装飾品や美術品にばんばん登場していることを学べたのもとても新鮮でした。
角に花の装飾を施したり、獅子の頭と鷲の体を持つ獅子鷲を神聖視してみたり、獅子や牛に翼を付けたり…。このタイプの格好よさを人間が追い求めるのも長い歴史があったようです。
お土産コーナーで売られているヒエログリフの五十音対応表やメジェド様の栞に慄きつつ、博物館を後にする私たちなのでした。

余韻も醒めぬうちにナチュラルヒストリエへ。
昨年12月にお出かけした時の興奮しっぱなしの写真まとめはこちら。

今回は店内で写真は撮らなかったのですが、浪漫たっぷりのお宝がざっくざくでした。
『博物蒐集家の応接間 避暑地の休暇 petit musee』はTwitterのRTで一部を拝見していましたが、実物はやっぱりいいものです。
星座盤や天体望遠鏡が格好いいんですよねえ。かつて天才理科少年であった博士が使い込んだ味が出ていました(?)

天才理科少年と言えば! 長野まゆみさんの『鉱石倶楽部』『賢治先生』がディスプレイにちょこちょこ登場していましてね! かつて拗らせた身の一人としましては膝から崩れ落ちるしかなかったです。はい。エンデ氏の『モモ』とか稲垣足穂さんの『一千一秒物語』とかさあ! もう! 大好きです本当にありがとうございます!!
ファンタジー溢れる空間、たまりませんでした。

「金ならある」を合言葉に(…)、今回お迎えしたのがこちら。
DSC_0124
碧葉さんともお話していたんですが、店内で見ると輝かんばかりの素敵さなのに、家で見ると輝きが控え目になってしまう不思議……。生活臭がにじみ出ているからかなあ。
それはそれとして、今回2冊お迎えした「薬用原料採集保管記録」は読みごたえもたっぷりでした。これで学べば真理の扉を開くのも夢ではないかと…! 紙質とインクの滲み具合にもワクワクしっぱなしなのでシリーズを少しずつ集めたいです。

美術品に触れたり、科学少年少女成分を補充できたりと楽しいお出かけになりました。

ジブリ大博覧会と和のあかり展

DSC_0019
8月23日に平日休みを利用して碧葉さんと一緒にジブリ大博覧会と和のあかり展へ出掛けてきました。

宮崎監督から全スタッフに当てて書いた作品のコンセプト、ポスターがラフから完成版になるまでの道程、題字のフォントの配置やキャッチコピーの決定までの書簡のやりとり、アイデア出しというのかな。もうね、凄かったー!きっと、創作活動をしている方はその熱量に圧倒されたり、頷きすぎて首が筋肉痛になるんじゃないかなーという素晴らしさでした。

特にキャッチコピーが決まるまでの間にジブリの鈴木さんとコピーライターの糸井重里さんとの間で交わされた手紙の熱さに痺れました。「もののけ姫」のあの短くもパンチ力絶大なあのコピーはこうして生まれたんだなあと目頭が熱くなります。

他にも宣伝方法の変遷が興味深かったです。雑誌や新聞での広告も提示されていました。昔は雑誌で次に公開される映画の宣伝を掲載して興味を持ってもらうというのが主流だったそうですが、テレビでのCMや金曜ロードショーで行う特別告知、コンビニでの宣伝……というように移り変わって行ったそうな。今だとTwitterやLINE、Facebookなどが威力を持つのかな……。
あと、海外版と日本版ではポスターの絵柄がまるで違うんですね~。お国柄の違いで焦点もまた異なるのが面白かったです。 他のお客さんたちが会場内でお話ししている内容、耳を澄まさなくともジブリへの愛が溢れていて面白かったです。
ゴリアテの動きもフォルムも本当に素晴らしかったので、是非とも実物を括目してください~~!! ねこバスは座席も車体(?)もふっかふかでしたよ! 「2分間だけ待ってやる」との粋な計らいで大人も2分間だけ乗車できます。三鷹ジブリの森で涙を呑んだおにーさんもおねーさんもおとーさんもおかーさんも是非!

DSC_0035
ラピュタのあのパンを食べてきましたよー。ボリューム満点でこれならば大佐との追いかけっこも目じゃない感じです。残念なことにおばあちゃんのニシンとカボチャのパイは一日限定50食とのことなのでお目にかかれませんでした。開場と同時にレストランへ直行すれば食べられるのかもしれませんね。 店員の皆さんがお揃いのバルスTシャツを来ていて笑ってしまった。(お土産コーナーで買えます)

興奮の冷めないまま、和のあかり展へ。伝統のお祭りのものも現代アートもどちらも見ているこちら側の心の明かりがともるようなほっとする温もりがありました。
DSC_0084DSC_0074
猫と百鬼夜行のお部屋にね、くんほう様が居たんですよ。ニヤニヤせずにはいられませんでした。上手く撮影できなかったので画像はなしですが、京極堂クラスタの皆さんに報告しておきますね。

写真はこちらにまとめています。

モダァンな遠足

2月ももう終わってしまいますね。1月行って、2月逃げて、3月去るとは言いますが早いなあ!
1月に町田市立博物館の懐中時計展へ、2月は山手西洋館へモダァンな空気を感じに遠足してきました。リアルタイムでTwitterの方で散々騒いだのでこちらでは写真まとめだけで失礼します。

▼懐中時計展のアルバムはこちら


▼山手西洋館のアルバムはこちら

Tumblrでポートオフォリオ化するととても見やすいデザインにできると思うのですが、ついついまとめてアップロードできるGoogleフォトやPicasaに頼ってしまうんですよね…。 どうもものぐさでよろしくないな。

レスポンシブデザインですが、一歩進んで三歩下がる感じです。 「スマホ環境で拡大せずに見られるぞー、やったー!」「待て待て。めっちゃ細長い。今世紀最大の細長さでは」ということを繰り返しています。 道のりは険しい……。

さてさて、ついに3月投入ですね。「寄らば斬る」という幕末の京都めいた新システムで通常の3倍必殺☆仕事人することを約束されているんですが、勝てる気がしないぜ……。 きっと少し落ち着くころには桜が咲く頃ですね。生きねば。