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潮江文次郎の従妹友情シリーズ『曖昧な約束』「行く方知らず」更新
潮江先輩の従妹友情シリーズ『曖昧な約束』- 掌編「行く方知らず」(潮江文次郎と)公開

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アドベントカレンダー企画、8日目!🍃

本日更新分は、従兄の文次郎ちゃんと伽夜のママ上と!回でした。原作37巻や劇場版『忍術学園全員出動!の段』でお馴染みの宿題入れ替わり事件回です。
……文次郎、やはり何らかのコンプラに触れていそうなじゃいあんになってますね。ちなみに文次郎の父方の叔母(文次郎パパの妹)が伽夜の母です。
恒例のお気に入りの部分、抜粋失礼します。

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 たまらず、文次郎が叫び返した。
「こら! 卑怯だぞ」
 半眼のまま紗耶は相手を見上げた。吐き捨てるように、言ってやる。
「フッ。何とでも! 使えるものは何でも使う。それが忍者です」
「こんなときだけ忍者しやがって……」


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この二人の関係性が如実に出ている。
この頃の方が現在よりもアクションが登場するシーン真面目に書いているな、と読み返していて思いました。(作文)


行く方知らず...


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それでは、また明日も試合をどうぞよろしくお願いします。
潮江文次郎の従妹友情シリーズ『曖昧な約束』「本気出してみた」更新
潮江先輩の従妹友情シリーズ『曖昧な約束』- 掌編「本気出してみた」(鉢屋三郎と)公開

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アドベントカレンダー企画、7日目🍃

本日更新分は、昨日の「本気出して考えてみた」の答え合わせ編です。いかがでしたか? 潮江先輩従妹の「本気」は。(※平成時代ブログあるあるガッカリ表現)
鉢屋三郎くんと黒木庄左ヱ門くん友情出演ギャラなしでお送りしました~! おわかりの通り、この小説が夢創作3作目でした。ノリが若いし、青いし、文次郎は何らかのコンプラに触れていそうですね。
恒例のお気に入りの部分、抜粋失礼します。

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 判断を迷う暇はないようだった。庄左ヱ門の肩を掴み、三郎は大きく飛びのいた。
「わあっ!?」
 突進してくる同学年のくの一教室の生徒が、先ほど彼らのいた辺りで動かなくなった。
「…………」
 何かを言いたげにこちらを見上げてくる庄左ヱ門に、彼は小さなため息を返した。

 転んでいた少女が、むくりと起き上がって三郎に縋る。
「かくまって下さい!」
「断る」
「今夜のから揚げ定食を分」
「よし、俺に任せろ!」
 がしり、と少女の肩を掴む。
「…………」
 何かを言いたそうにこちらを見つめてくる二つの視線を、三郎はあっさり無視した。


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私にしてはタイヘン珍しく忍者&くの一アクションを盛り込んだお話でした。脱力系ですが。はい。
忍たま・落乱の好きなところ、私は「上級生がさりげなく下級生にみせてくれるやさしさ」が大好物でして。ささやかですがそこに触れることができたのも読み返していて嬉しいポイントです。良い子達のお約束「庄ちゃんったら冷静ね」を書けたのも楽しかった思い出があります。

本気出してみた...


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それでは、また明日も試合よろしくお願いします。
潮江文次郎の従妹友情シリーズ『曖昧な約束』「本気出して考えてみた」更新
潮江先輩の従妹友情シリーズ『曖昧な約束』- 掌編「本気出して考えてみた」(鉢屋三郎と)公開

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アドベントカレンダー企画、6日目🍃

本日更新分は、鉢屋三郎くん友情出演ギャラなしでお送りしました。この小説が、夢創作2作目にあたります。次回で「本気」について答え合わせがあります。
例によって例の如く、お気に入りの部分を。

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「痛い」
 もう一つ呟き、とりあえず痛みを紛らわせようと、周囲に視線をめぐらせた。できたてのから揚げ定食を抱えた同級生が、あきれたような表情でこちらを見つめていたのが、目に入った。
 ちゃ、と右手を上げ、彼女はその同級生に笑いかけてみせた。

「鉢屋くん」
「いいえ不破です」

 なにやら半眼で彼が、返事をしたが、それは無視した。
 少女はひらひらと右手を振る。
「またまた。ご冗談を。五年ろ組不破雷蔵くんの顔を借りた変装の名人、同じくろ組の鉢屋三郎くんじゃないですか」
「何だその説明的口調は」
 胡乱げにこちらを見やる相手に、真顔で告げてやる。
「一年は組のよい子達の真似です。それ以上でもそれ以下でもありません」
「は、流行ってるのか?」
「たぶん明日の午後くらいには…………流行るといいですね」
 なぜか疲れたような目つきをして相手がうめいた。
「何だか上月と話してると、もう何もかもがどうでもよくなくなってくるよな。能天気な顔してる割には、俺と雷蔵を見分ける率そこそこ高いし」
「どういたしまして」
「いや、褒めてないから」


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同学年の五年生との関係性書けて楽しいなあ~という思い出があります。鉢屋くんにはいつもだいたいこんな役回りさせてました。いつもすまないねえ。ごほごほ。
潮江先輩の従妹ちゃんは、ギンギンにくの一している子ではないので、鉢屋くんの変装を見破る勘の鋭さは持っていません。見分けられない率も高い。
「もう何もかもどうでもよくなってくる」というのは、彼女と会話するとつい“あの学園一ギンギンに忍者している優秀な六年い組の潮江文次郎先輩”の顔がちらついて身構えてしまうが、この従妹殿があまりにも残念なほど脳天気すぎるので思わず身構えてしまったことが何もかもどうでもよくなる……みたいな脱力からくるものですね。

本気出して考えてみた...

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それでは、また明日も試合よろしくお願いします。
潮江文次郎の従妹友情シリーズ『曖昧な約束』「礼に始まり礼に終わる」更新
潮江先輩の従妹友情シリーズ『曖昧な約束』- 掌編「礼に始まり礼に終わる」(摂津のきり丸と雑渡昆奈門と諸泉尊奈門と)公開

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アドベントカレンダー企画、5日目🍃
🎉劇場版軍師、再上映おめでとうございます!!!!!!!!🎉
本日更新分は、きり丸くんと雑渡さんと諸泉さんとでお送りしました。ファイル番号順通りに公開しようと考えていたのですが、祭りには祭りをぶつけねばならないので。昨年の公開時に浮かれて書いたものに急遽変更しました。


例によって例の如く、お気に入りの部分振り返り失礼します。

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 受付台が遠ざかったからではない――そもそもそれはだいたいいつものことなので今更気にするようなことではない。
 図書当番後も目を煌めかせながら「時は金なり」と公言し、アルバイトに励む勤労熱心な後輩が奇妙なことに今日はひどく静かなのだ。腹でも痛むのならば保健室へ。アルバイトの疲れがひどいのならば長屋へ戻り休むよう進言せねばなるまい。

「きり丸くん、がっかりしてメソメソしてどうしたんです?」


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これ! このゆるさ!
このゆる~くほのぼのしたテイストや忍術学園の良い子たちの"お約束"に上手くカメラを回せた時、読み返した時、この『曖昧な約束』シリーズに今日も無事帰って来れたのだなあと安心します。初めて書いた夢創作にして、長年書いていた夢創作。実家のような安心感がすごいです。

礼に始まり礼に終わる...

連日「いいねボタン」をぽちぽち押していただけて浮かれております。ありがとうございます。それでは、また明日対戦よろしくお願いします。
潮江文次郎の従妹友情シリーズ『曖昧な約束』「それはひどくやわらかな 見下ろした彼女」「それはひどくやわらかな 仰ぎ見た彼」更新
潮江先輩の従妹友情シリーズ『曖昧な約束』- 掌編「それはひどくやわらかな 見下ろした彼女」「それはひどくやわらかな 仰ぎ見た彼」公開

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アドベントカレンダー企画、4日目🍃
各小説の「いいねボタン」をぽちぽち押していただきまことにありがとうございます!

本日更新分もだいぶ初期に書いたものです。同じ会話を従兄殿と従妹殿それぞれの視点でお送りしています。モノローグ部分の挿入が直近のものと比べると青いですね~。


今日もお気に入りの部分振り返ります。。

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「いつも一緒に遊んでくれる、笑わない誰かさんの分も笑ってやろうって思ったからかもしれません」
「…………ばかたれ」


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潮江先輩の従妹殿シリーズのテーマ、こちらなんです。
そもそものきっかけが、学園一ギンギンに忍者している潮江先輩は目許に隈まで浮きでるほど鍛錬にも勉学にも明け暮れているが、あまりにも己を追い込んでいて寿命が心配である、だったのです。そんな彼の親友や恋人、きょうだいだなんておこがましくてとてもできないが、もしも遠くて近い親戚くらいの距離に彼とは正反対のゆるゆる係がいたとしたら、潮江先輩も眉間と肩を脱力させて過ごせる時間がほんの少しできるのではないかな、というDream企みで書き始めました。勤勉実直、学園一ギンギンに忍者している優秀な潮江文次郎とは対極的で立派なくの一にはとてもなれないだろうゆるゆるガール。ギンギンな従兄とゆるゆるな従妹。友達よりはちょっと近くて、きょうだいよりはちょっと遠くて。ふたりはなかよし。それが始まりでした。

それはひどくやわらかな - 見下ろした彼女...

それはひどくやわらかな - 仰ぎ見た彼...



同じ話を別視点で展開するのって楽しいよね~。この他にも同じ話を別視点で語るという作品を用意しておりますので、後日の公開時に楽しんでいただけると嬉しいです。
それでは、また明日。
潮江文次郎の従妹友情シリーズ『曖昧な約束』「猫の手も犬の手も」更新
潮江先輩の従妹友情シリーズ『曖昧な約束』-掌編「猫の手も犬の手も」再公開

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アドベントカレンダー企画、3日目🍃

昨日が人生で初めて書いた夢小説でしたが、本日更新分は、昨年2024年に書いたものです。古い作品から順番に再公開していく予定だったのですが、急遽(比較的)新しい作品に変更しました。
というのもですね、本日の夜は忍者のゴールデンタイム! に放送しているアニメ版で会計委員会が登場するらしいから!です。今週は尼子先生のプロット回ですぞ! この騒ぎは三日三晩続いた。祭りには祭りぶつけんだよぉ!!!!!!!!(?)




「よし 太鼓をたたけ ドラを鳴らせ」


今日もお気に入りの部分抜粋します。

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 とっとっとっと……
 部屋の外から聞こえてくる足音がある。
 良く言えば軽やか、飾らずにそのまま形容するならば軽薄。すぐにでも転びそうな、一定ではなく大きさも速度もまばらに刻まれる音。
 やがて、それはぴたりと止まり――教室の戸が勢いよく開かれ、埃まみれの少女が飛び込んてきた。元気いっぱいに叫んでくる。
「ご無沙汰しております!」
「…………」

 いつもの教室の机にはこれまたいつも通り予算案を広げている。そこに視線を落としたまま、彼は特にどうということもなく感慨もなく、告げた。
「昨日も会っただろうが」
「え? あれ? そうですっけ?」
 少女は目を白黒させながら首を傾げると、教室に入って引き戸を閉めた。



猫の手も犬の手も...

ここの従兄妹ズの緩いやりとり、久しぶりに書いたのにいつもの二人で、読み返すたび嬉しくなります。テイストは昔ながらのあおつき節なのに、そこはかとなく今を感じる仕上がりです。
昨年書き上げた際の呟きはこちら。
昨日(2023年)4月30日は夢創作サイト出戻り一周年でした。初心に戻って従兄妹ズでわちゃわちゃしました(原文ママ)


下級生にはエラソーな先輩風吹かせることもあるのに、先輩の前だとデキる後輩姿見せてくれる忍たまたち、いとおしいな。
それでは、また明日。
潮江文次郎の従妹友情シリーズ『曖昧な約束』「一番星、みつけた」更新
潮江先輩の従妹友情シリーズ『曖昧な約束』-掌編「一番星、みつけた」再公開

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アドベントカレンダー企画、2日目です。
実は、人生で初めて書いた夢小説がこの「一番星、みつけた」でした!🍃
元々一次創作サイトでも小説は書いていたものの、文章がとにかく青くて若い! でも、当時の自分でなければ書けなかった描写も勢いもあるし、現在にも繋がる空気感がありますね。

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「あー、吃驚した!」
 がば、と急激な速度で少年が起き上がった。彼は頭上にできあがった巨大なたんこぶなど全く気にせずに左右へと視線を振ると、こちらへと向き直った。自然、互いの視線が交わる。
 その瞬間、二人の時間が止まった。
 時間にしてほんの数秒。二人は口を開いたまま、果てしなく間の抜けた表情で互いを見つめ合った。

「ええと、こんにちは」
 先に沈黙を破ったのは少女だった。
「何をとぼけたことを言ってるんですか。今は『こんばんは』の時間です」
 少年のどこかずれた――けれども迷いなく放たれた――指摘に、少女はやや遅れた拍子で手をポンと打った。
「あ、そうでした。こんばんは」
「どうも。こんばんは」
 互いにぺこりと頭を下げる。
「ところで」
「何ですか」
「その算盤、何だか地面にめり込んでいるみたいですけど、大丈夫なんですか?」
 少女の投げた疑問に少年はぱちくり、と瞬いた。算盤へゆっくりと視線を送る。そして、――再びこちらにまっすぐと向き直った。眉一つ動かさず、どうということもないように口を開く。
「問題ありません。特注の一〇キロ製ですから。無駄に頑丈なんです」




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この辺りのノリは今も昔も私のいつもの味ですね、としみじみしています。

一番星、みつけた...

当時、このお話が書けたことでサイト作成を決意し、怒濤の勢いで潮江先輩とその従妹の五年生シリーズを書いたり描いたりしてはサイトに投げ、サイトに投げ、をしていたのでした。食満先輩アニメ初登場回をお絵描きチャットに集まって皆さんと一緒にわいわい見守ったっけなあ。懐かしい。
あの頃から現在も親しくしていただいている方もいらっしゃって、感謝の気持ちでいっぱいです。
一生青春! やりたいものやったもん勝ち! 無理のない範囲で今後も読みたいものにカメラ回して錬成していくことを楽しんでいきたいです。では、また明日。