ご無沙汰しております

花の盛りもいつしか過ぎて、行く春を惜しむ季節となりました。その後、皆様お元気でいらっしゃいますか?
……グーグル先生に時候の挨拶を尋ねてから雑記を書き始める僕の悪い癖、本当に何度目なんでしょう。

お久しぶりです。covid-19の乱で大変落ち着かない春ですが、なんとか変わらず職場と家を往復しております。高等遊民になりたい気持ちは今も大切に育てています(?)

留守にしていた間、サーバーのレンタル料支払い忘れてサイト消してしまったり、設置していたメールフォームから文字化けした文章での入力内容確認と送信ができない状態になっていました。 もしもこの不具合のままにしておいた間にメールを送ろうとされていた方がいらしたら、ご不便・ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。
現在は新しいバージョンのものに差し替え、文字化けせずに送信できるようになっております。
上記の件へのご指摘、本当にありがとうございました!

最後に近況を。いみじかりしweb作品を読みふけったり、新しいお話を書いたり、FGOのオリュンポスを攻略しています。





新しいお話「タイニー・ベル令嬢と慰めの報酬」は春の間にお届けできたらな、の気持ちでカメラを回しているところです。のんびり楽しんでいきます~。

十五の春に


3月9日はサイト開設日でした。15周年です。
15年……15年って……走馬灯のように思い出がぶわーっと溢れてきますね。
半分くらいは忙しさを言い訳にサイトにいなかった気もしますが、そうか。15年か。
Celesteスタートは確かサイト2年目からでした。中にはそのころからお付き合いいただき、今も仲良くしてくださっている方々もいらっしゃって……。
こんなにも長い間、好きなものを好きな時に好きなように書き散らかしていられたのは、いつも変わらずにあたたかく見守ってくださる方々からの励ましのお力があったからこそだと強く思います。
いつもありがとうございます。これからものんびり続けていきますのでどうぞよろしくお願いします。
当日にお祝いのお言葉をくださった方々もありがとうございました。

『Celeste』番外編「みどりのゆび」を公開しました。
みんな大好きベルさんのお話です。
過去のサイト開設記念の番外編「手探りのフーガ」への返歌として執筆しました。
本編やその中で大きく触れたベルのあのひとへの矢印について、ほんのり感じていただけるととても嬉しいです。ほ、ほんのりなのはあれです、人には向き不向きというものがあってですね……。
また、オールスターズ出演は叶いませんでしたが、その代わりにいろいろと過去のお話の台詞や言い回しをセルフオマージュ(といってよいのか)しています。そちらも楽しんでいただけますように。

気持ちを新たにCeleste本編に力を注いでいきます。手元で完結してからサイトでの公開を目指します。
また一歩ずつ励んでまいりますので、よろしくお願いします。

音楽はいいね

音楽は心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ。

本日は『8bit Prince Symphony Concert -For Game Music Lovers-』コンサートに出かけてきました。
新聞の折り込み広告で開催を知り、調べてみたらまだチケット買えるじゃん!!と鼻息荒く滑り込みでチケット購入に走りました。
……今月開かれる聖剣伝説コンサートに参戦できない八つ当たりも少々あります。
知っている楽曲がFF7・9しかないぞ、ということで慌ててグランブルーファンタジーの音楽について調べ始めたのでした。どうも。前日に調べ始めるわたしです。(…)
配信当時に植松さんと成田勤さんが作曲に参戦されていて話題になっていたのはこのグラブルだったのですね~。Twitterでぐるぐる回りながら呟いていたらいろいろ教えて頂けまして(ありがとうございます!)、格好良かったりメロディアスだったりエモかったりで最高によい楽曲ばかりじゃないですか~!! 植松さん節に成田さん節が全開の楽曲があるようでサントラ通して聴きたい欲がとても高まっています。

……話がずれた。そんなわけでちょっとだけ予習してコンサートに行ってきました。
3階席の後ろだったんですが、ステージ全体も演奏者さん達の動きもよく見えてとても楽しい席でした。
……く、空席が目立っているように見えたのは内緒の話だ。あまり知られていないからなのか、会場の仕様なのか、聖剣伝説やKHなどのコンサートと重なる時期だからなのか気になるところです。アンケートにも「宣伝頑張ってくれ~! たのむ~!」と書いてみたので次回に勝手に期待です。
開場前には植松伸夫さんと下村陽子さんのゆる~いトークもありました。SNSにはきっとみんなが察して書いてくれないだろうから(植松さん談)というギリギリな話をされていたんですが、大丈夫かな。でも、ファミ通さんとか電撃さんあたりがやっぱりコンサートの記事に入れちゃうんじゃないかな……。ええと、ええと、泡の出るガソリンを飲んで下村さんは今月は各地のコンサートに飛び回っているそうです。

東京交響楽団の生演奏、最高でした。
FF15の心地よい「NOCTIS」かーらの、トレーラーでおなじみ「Vailed in Black」で一気に引き込まれ、初めて聴く『ショベルナイト』のメドレーも疾走感が素晴らしいし、アレンジが作曲の岩垂さんという超豪華『逆転検事2』メドレーは華麗な美技過ぎるしで息つく暇もない演奏でしたー。
ゼノブレイドもグラブルもサントラを通して聴いてみたくなる魔法にかかりましたとも~。サントラ買おう。下村さんと植松さんが作った曲を成田さんがアレンジだなんて豪華すぎる料理ですよ……。
グラブルのメインテーマ、ハープとフルートの掛け合いがさ~。反則でしょ……。ずるすぎる~。

後半のFFピアノコンツェルトにも酔いしれました。ショパンこと中山さんのピアノ演奏とオーケストラのハーモニーが心地よかったです。
「更に闘うものたち」がフルオケで聴けた喜び。俺は外で泣く。
また、FF7のメインテーマがどうしても聴きたくて行くことを決めたこともあり、本当に素晴らしかった。
閉じられたミッドガルを出て、初めて目にした世界の大きさに胸を震わせたあの感動が全部詰まってました。ありがとう、ありがとう……。

そうそう。トークで植松さんが成田さんのことを「よい曲ガンガン作ってはグラブルにそのお金を全部つぎ込んでいる」「まるでハムスターのように自分で回し車を……」「気の毒な天才」(大意)と仰っていて、グラブルについて謎が一層深まったことを報告しておきますね……。近くの席のお兄さんやお姉さんたちが「成田さんは廃プレイヤーだから……」と頭を抱えている様子がよく見えました。
サントラ買います。ガンガンよい曲作ってグラブルにガンガンつぎ込んでガンガンよい曲をつくってください。
……ここまで言っておきながら、わたし、グラブル遊んでないぞ。おかしいな。いや、遊びたいけど時間を溶かすのが得意な自分には危険が危ない予感しかしない。
メインストーリーだけでものんびり遊べるものかなあ。それはそれとして、サントラ買います。(3回目)
今月はまだ半月も経過していないのに娯楽費を加速気味で使っているので家計簿と相談します。

いやあ、フルオーケストラはいいものですね。それぞれの楽器のソロパートもぐっときますけど、全楽器が全力で攻めて引き合い合戦をするときの迫力もたまらなくよかったです。
ついついゲーム音楽ばかり聴きに行っていますが、会場のポスターで見かけた学校の定期演奏やクラシックコンサートなども聴きに行ってみたいです。
よい音楽、素晴らしい演奏に思いっきり浸れて、じっくり聴いてみたいと思える楽曲とも新しく出会えた素敵なコンサートでした。

ご利用は計画的に

『先生と番犬』の番外編です。昨夜追加しています。(近況については一つ前の記事に綴っています)

大正時代の資料を漁っていたら、担任の先生の家に生徒たちがかるた取りをしに遊びに来ている正月の写真を見かけたのがきっかけです。他にも近くの和菓子屋さんに掲げられた花びら餅の看板からもヒントをもらいました。ごぼうと餅のコラボレーションにぎょっとしますが、可愛い形をしている和菓子です。

ええと、ポチ左衛門のモフモフも侘助のまるでダメな大人度も通常営業です。
叔父と姪の会話内容から本編に回すべきなのではと少し迷ったのですが、ポチ左衛門を通して見た彼らの物語が本編だよな~と思い直して番外編となりました。
侘助の学校での教え子たちが室内遊びばかり用意しているのは彼らなりの優しさです。

本編じゃなくてまた番外編なのかよ! というセルフツッコミは既に入れているのでご安心ください!(?)
本編は秋の話を書いては休み、休んでは書き、を繰り返しているところです。どうにも満足できないのでまたしばらく寝かします。秋が一番好きな季節ということもあって、思いやりが強すぎるのもあるのではないかと少々反省しております。
あと、資料にちまちま当たっているんですけれど、自分が知りたいと思っている部分の資料に行き当たらなくてですね!! そこまでについてなら私ですら知ってるから! その省略したところを詳しく!! と歯ぎしりしているところです。
本編と番外編の数が並んでしまったので、何とかしたい……ですね。うーん。今年の秋を目安に何とかしたいです。

生存報告

寒中お見舞い申し上げます。厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
……グーグル先生に時候の挨拶を尋ねてから雑記を書き始めるの、本当に何度目なんでしょう。申し訳ございません。

お久しぶりです。行き帰りの徒歩のタイムが毎日速くなっている、そんな今日この頃です。寒すぎて寒すぎて震えるのでとにかく早く駅や家に辿り着きたい一心で歩いています。

9月からどうしていたのかといいますと、どうにも体調が不調で省エネモードで過ごしておりました。
Twitterの方では割とぐだぐだしていましたが、平日は仕事と最低限の家事をするだけで残りHPもMPも尽きる、休日は活動時間よりも睡眠時間の方が長いという残念な有様でした。
健康診断で華麗に「貧血の要治療」の判定を賜ったので、12月から元気に通院してます。ドクター曰く、「貯蔵鉄が借金状態」とのことでした。これはひどい。
鉄剤を飲み始めてそろそろ一ヶ月になるので少しずつ良くなってきている……といいなあ。
我ながら単純だと思ったのが、原因が判明したらびっくりするぐらい気持ちも体も楽になったことです。階段上っただけで息切れしていたり、夜はご飯食べた後に起きているのがつらくてつらくて……。「全部体力が落ちたせいだ」という謎の自信で毎日何とか仕事と最低限の家事を回して、それで長いこと何とかなっていたのも本当に良くなかったと反省しています。
もうね、この三ヶ月、じっくりと腰を据えてものを読んだり書いたりするための気持ちや気力がなくて、ただただしんどかった。健康って本当によいものですね。年末年始休みにずっと読みたかった作品を一気読みできる喜びイズぷらいすれす!!
おじさん悪いことは言わないから、みんな鉄分摂ってくれよな! 「寝れば治る魔法」は一定条件から外れると、途端に効き目無くなる上に諸刃の剣と化すから覚悟しとけよ!!
そんなわけで私の今年最大の目標は鉄くれよ……じゃなかった、健康になることです。体力だいじ。

もう一つの目標はCelesteの第二章の決着をつけることです!
気持ちとしては上の語尾のエクスクラメーションマークあと7つはついています。
これに関しては思うところ多々あるんですが、全部終わってから話すべきだよなとお口にチャックです。書けば終わる。書かねば終わらぬ何事も。あおつき。
他にも『先生と番犬』にも格好良いロゴを作りたいとか、『Celeste』のページをスマホ対応にしたいとかいろいろあることにはあるんですが、一に決着、二に決着かなあ。

9月から引きこもっていた間、拍手で励ましを下さった方々、本当にありがとうございました。今年も無理のない範囲で本業も趣味とも自分なりにうまく付き合っていこうと思います。ぼちぼち頑張ります。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

お代はラムネ水一杯

お代はラムネ水一杯
二百十日を過ぎるころは台風のど真ん中の季節はと言いますが、台風が通るたびに朝晩は過ごしやすくなってきましたね。日が暮れるのも早くなってきて、夏の終わりと秋の始まりのあの独特の寂しさを感じています。

『先生と番犬』に一本SSを追加しました。今回も「Twitter300字SS」企画様にお世話になっています。いつもありがとうございます。
侘助の家は小鶴をはじめとする近所のちびっこたちのたまり場にされていそうです。
番外編が本編の本数に追いついてきてしまったので、そろそろ本編も形にしたいところ。去年から温めているお話を完成したい。そんな秋です。
宣材の題字に横文字を入れてみたのは、映画「君の名は。」を観た影響です本当にすみませんでした!
「君の名は。」はよいボーイミーツガールでした。

そういえば、前回更新時からこの雑記をwordpressに変更しました。
私の環境が要因だとは思うのですが、Chromeでメモ帳からコピペして、IEから整形するというちょこっと面倒な手順を踏まないと更新できなかったんですね。
あと、つい最近になってから画像をアップロードしようとすると不正ログインと見なされて、如何ともしがたい状況になってしまいまして。カッとなって変更しました。その結果、ものすごく書きやすくなりました。意地張らずに早くからこちらを導入すべきでした。

せっかく書きやすくなったので、近いうちに『金色の午后』の名前の話をしようと思います。
今回のお話に拍手をお送りくださった方々、また、TwitterにてRT宣伝やいいねボタンを押して下さった方々、どうもありがとうございました。

古代オリエント美術の愉しみと博物蒐集家の応接間

古代オリエント博物館『古代オリエント美術の愉しみ』とナチュラルヒストリエ『博物蒐集家の応接間 避暑地の休暇 petit musee』に行ってきました。
碧葉さんと夏のお出かけ第2弾です。いつもありがとうございます。

鹿や山羊の角で作られた杯「リュトン」の形や精緻な装飾の美しさにため息が止まりませんでした。
大陸の人々が黄金の杯で\ワーハッハッハ!/している頃、ニッポンはまだ縄文時代で石器を振り回していたという一方その頃の歴史にも触れることができて面白かったです。
展示ではかの英雄王もちらほら登場されていまして、愉悦部です本当にありがとうございます。
他にも興味深かったのはイラン圏では「猛禽は善き神の化身にして、栄光と至福の象徴」とされていること。『アルスラーン戦記』で鷹のアズライールがここぞという時に颯爽と登場するのはこのあたりが関係しているのかな、と。
また、今まで鹿というと奈良の鹿煎餅で戯れることができるあの鹿さんのイメージしかなかったのですが、西でも東でも鹿が装飾品や美術品にばんばん登場していることを学べたのもとても新鮮でした。
角に花の装飾を施したり、獅子の頭と鷲の体を持つ獅子鷲を神聖視してみたり、獅子や牛に翼を付けたり…。このタイプの格好よさを人間が追い求めるのも長い歴史があったようです。
お土産コーナーで売られているヒエログリフの五十音対応表やメジェド様の栞に慄きつつ、博物館を後にする私たちなのでした。

余韻も醒めぬうちにナチュラルヒストリエへ。
昨年12月にお出かけした時の興奮しっぱなしの写真まとめはこちら。

今回は店内で写真は撮らなかったのですが、浪漫たっぷりのお宝がざっくざくでした。
『博物蒐集家の応接間 避暑地の休暇 petit musee』はTwitterのRTで一部を拝見していましたが、実物はやっぱりいいものです。
星座盤や天体望遠鏡が格好いいんですよねえ。かつて天才理科少年であった博士が使い込んだ味が出ていました(?)

天才理科少年と言えば! 長野まゆみさんの『鉱石倶楽部』『賢治先生』がディスプレイにちょこちょこ登場していましてね! かつて拗らせた身の一人としましては膝から崩れ落ちるしかなかったです。はい。エンデ氏の『モモ』とか稲垣足穂さんの『一千一秒物語』とかさあ! もう! 大好きです本当にありがとうございます!!
ファンタジー溢れる空間、たまりませんでした。

「金ならある」を合言葉に(…)、今回お迎えしたのがこちら。
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碧葉さんともお話していたんですが、店内で見ると輝かんばかりの素敵さなのに、家で見ると輝きが控え目になってしまう不思議……。生活臭がにじみ出ているからかなあ。
それはそれとして、今回2冊お迎えした「薬用原料採集保管記録」は読みごたえもたっぷりでした。これで学べば真理の扉を開くのも夢ではないかと…! 紙質とインクの滲み具合にもワクワクしっぱなしなのでシリーズを少しずつ集めたいです。

美術品に触れたり、科学少年少女成分を補充できたりと楽しいお出かけになりました。

ジブリ大博覧会と和のあかり展

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8月23日に平日休みを利用して碧葉さんと一緒にジブリ大博覧会と和のあかり展へ出掛けてきました。

宮崎監督から全スタッフに当てて書いた作品のコンセプト、ポスターがラフから完成版になるまでの道程、題字のフォントの配置やキャッチコピーの決定までの書簡のやりとり、アイデア出しというのかな。もうね、凄かったー!きっと、創作活動をしている方はその熱量に圧倒されたり、頷きすぎて首が筋肉痛になるんじゃないかなーという素晴らしさでした。

特にキャッチコピーが決まるまでの間にジブリの鈴木さんとコピーライターの糸井重里さんとの間で交わされた手紙の熱さに痺れました。「もののけ姫」のあの短くもパンチ力絶大なあのコピーはこうして生まれたんだなあと目頭が熱くなります。

他にも宣伝方法の変遷が興味深かったです。雑誌や新聞での広告も提示されていました。昔は雑誌で次に公開される映画の宣伝を掲載して興味を持ってもらうというのが主流だったそうですが、テレビでのCMや金曜ロードショーで行う特別告知、コンビニでの宣伝……というように移り変わって行ったそうな。今だとTwitterやLINE、Facebookなどが威力を持つのかな……。
あと、海外版と日本版ではポスターの絵柄がまるで違うんですね~。お国柄の違いで焦点もまた異なるのが面白かったです。 他のお客さんたちが会場内でお話ししている内容、耳を澄まさなくともジブリへの愛が溢れていて面白かったです。
ゴリアテの動きもフォルムも本当に素晴らしかったので、是非とも実物を括目してください~~!! ねこバスは座席も車体(?)もふっかふかでしたよ! 「2分間だけ待ってやる」との粋な計らいで大人も2分間だけ乗車できます。三鷹ジブリの森で涙を呑んだおにーさんもおねーさんもおとーさんもおかーさんも是非!

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ラピュタのあのパンを食べてきましたよー。ボリューム満点でこれならば大佐との追いかけっこも目じゃない感じです。残念なことにおばあちゃんのニシンとカボチャのパイは一日限定50食とのことなのでお目にかかれませんでした。開場と同時にレストランへ直行すれば食べられるのかもしれませんね。 店員の皆さんがお揃いのバルスTシャツを来ていて笑ってしまった。(お土産コーナーで買えます)

興奮の冷めないまま、和のあかり展へ。伝統のお祭りのものも現代アートもどちらも見ているこちら側の心の明かりがともるようなほっとする温もりがありました。
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猫と百鬼夜行のお部屋にね、くんほう様が居たんですよ。ニヤニヤせずにはいられませんでした。上手く撮影できなかったので画像はなしですが、京極堂クラスタの皆さんに報告しておきますね。

写真はこちらにまとめています。

カウントダウン

先生と番犬・カウントダウン
連日のようにうだるような暑さが続いていますが、いかがお過ごしですか。
……またしても手紙のような書き出しで失礼します。ええと、仕事やら研修やら何やらでてんやわんやしてました。先週は夏風邪で喉をやられていたのですが、今週の終わりにようやく回復したところです。 医局の先生曰く、風邪ひいた時のおやつはマシュマロが喉に優しいらしいです。
夏の暑さでどこかしら体にバグが生じるので、省エネモードで秋を待とうと思います。
カウントダウンと言いますと、夏休みは9月までお預け組です。ヤッター! でも、多少涼しくなった頃に実家でごろごろできるのかと思うとワクワクします!(まるでだめなおとな)

さて、暑気払いも兼ねまして。『先生と番犬』に一本SSを追加しています。ポチさんのモフモフ成分も大層立派なお腹もいつもより控え目です。
その代わりと言っては何ですが、宣伝画材用のロゴにポチさんを横たわらせてみました。モフモフの補給はこちらで!

侘助が口遊んでいたのは唱歌『星の界(ほしのよ)』でした。同じメロディーの讃美歌312番『いつくしみふかき』の方が馴染みがあるかもですね。彼は魔術師の端くれですが、素数を数えるよりもこっちの方が落ち着くのでした。 彼がまだ小学校の先生をしていた時にオルガンかき鳴らしてノリノリでクラスのよい子たちの前で歌ったというエピソードを練り上げたりもしたのですが、残念ながらこの歌の初出は中学音楽教科書でしたとさ……。解散!
こうしたエピソードを本編にきちんと盛り込むのを今後の目標にしたいと思います。解散!(二回目)

不在の間、また今回のお話に拍手をお送りくださった方々、どうもありがとうございました!!

星の海を航る十字架、再び。

星の海を航十字架宣材2・加工

せーの! \ソロモンよ、私は帰ってきた!!/
うっかり上書きでファイル消失させた『星の海を航る十字架』を書き直しました!
ファイル消失の際、励ましのお言葉を下さった方々、本当に本当にありがとうございました。 何かの折にまたお読み頂けましたらとても嬉しいです。

4月中には必ず復活させるという目標を遂げることができてほっとしております。ギリギリでしたが、間に合いました。
初期完成稿と物語の大筋は変わっておりません。が、アリオールの調子の良さがアップ!しております。おかしいな。こんなはずでは……。
後年、このお話の初期完成稿と第二完成稿を見比べた未来人が「何故変わってるんだ?」と疑問に思ったらアレなのでもう一度言います。細かい部分が変わっているのは、記憶の糸を手繰り寄せて書き直したからです!
……いや、銀河鉄道といえばさ、賢治先生の第一稿と第四稿の違いが今でも論文に取り上げられるので。はい。初期の白い布のおかあさんにはびっくりするよねえ……。
ととと、話がずれました。 セーブをこまめにしすぎてファイルを消失させてしまったこともあり、今回はいつも以上に気を遣いました。
比較的元気な通勤時間にEvernoteでちまちまと書き、家に帰ってからWordに形を整えて保存、それから毎日の日付をファイル名にしてDropboxのフォルダに投げる。 日付ごとにファイルが並んでいくという寸法です。これをひたすら繰り返して完成させました。 今後もこうしたスタイルに慣れていけたらと思います……。

パソコンでの作業中に流したBGMはこちら。
▼伊藤賢治『サガオケ! The Orchestral SaGa Legend of Music- <特典ディスク>』より
 「ダンストラック #3 from ロマンシング サ・ガ2 (Piano Solo Version)」
 「エピローグ from ロマンシング サ・ガ2 (Piano Solo Version)」
▼中孝介「君ノカケラ feat 宮本笑里」
……推敲作業の時に「君ノカケラ」を一番流していたあたり、相当来てますね(笑)
失くした欠片を一つ一つ集めて書き直すのは正直しんどい部分もありました。己のうっかりさをそのたびに呪うことになるからなんだろうな。
でも、しんどかった反動か、きらきらしたジュブナイル成分を初期完成稿よりも多く盛り付けることができたのは楽しかったです。さ、3回目はさすがに辛すぎるのでうっかりに用心します!